講演情報
[16p-K502-4]Ce添加P2O5–Al2O3–Cs2O–Gd2O3ガラスシンチレータの作製と光学特性
〇森田 千恵1、長谷川 洸1、渡邊 晶斗1、川本 弘樹1、藤本 裕1、浅井 圭介1 (1.東北大工)
キーワード:
シンチレータ、ガラス
X線検出シンチレータには,発光量及び実効原子番号といった性能の具備が求められる.その主流である無機結晶の加工性とコストにおける難点を克服すべく無機ガラスの採用が検討されている.本研究では,ガラスの高Zeff化及びGd3+からCe3+へのエネルギー移動による大発光量化を企図し,P2O5–Al2O3–Cs2O–Ce2O3–Gd2O3ガラスを製出し,蛍光・シンチレーション特性とGd3+からCe3+へのエネルギー移動について調査した.