講演情報
[16p-P16-1]パルス光磁気共鳴計測用ナノダイヤモンド中へのNVセンタ形成プロセスの検討
〇(M1)野村 涼太1、圖師 拓海1、阿部 和実1、関口 顕1、織田 有咲1、臼井 俊太郎1、谷井 孝至1 (1.早大理工)
キーワード:
NVセンタ、ナノダイヤモンド、DEER
ナノダイヤンモンド中のNVセンタは生体適合性を持ち、細胞内計測などのバイオ応用に好適である。しかし,ナノダイヤモンド中のNVセンタはバルク中のそれと比較して低い電荷安定性や短いコヒーレンス時間を持ち,そのことがパルス光磁気共鳴計測(ODMR)において課題となる。今回,ナノダイヤモンドの熱処理時間を変化させた場合に,NVセンタのスピン特性がどのように変化するのかを実験的に調べた。