講演情報

[16p-P16-2]走査ダイヤモンドNV中心顕微鏡を用いた電子スピン二重共鳴による交流磁場と温度の同時イメージングの原理実証

〇小室 俊太郎1,2、大倉 和真1,2、林 都隆3、安 東秀3、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.北陸先端大)

キーワード:

ダイヤモンド中窒素空孔中心、原子間力顕微鏡、電子スピン二重共鳴

スピンカロリトロニクスデバイスや高周波微細回路の評価には、微小領域における高周波交流磁場と温度を同時に測定できるセンサの需要が高まっている。走査型ダイヤモンドNV中心顕微鏡(SNVM)はナノスケールで物理量イメージングが可能だが、従来法では同時測定が困難であった。そこで、我々は電子スピン二重共鳴現象をSNVMに適用し、高周波交流磁場と温度を同時に高空間分解能でイメージングする手法を検証した。