講演情報
[17a-K310-2]垂直ブリッジマン(VB)法によるFe-Ga単結晶の磁歪特性均一化
〇神野 宏太1、泉 聖志1、大久保 和彦1、岩佐 剛1、北林 健人1、望月 陽介2、八代 浩二2 (1.住友金属鉱山、2.山梨県産業技術センター)
キーワード:
磁歪、垂直ブリッジマン、鉄ガリウム
我々は垂直ブリッジマン(VB)法を用い、磁歪式振動発電に使用可能なFe-Ga単結晶を育成している。更には振動発電デバイスの発電出力と正の相関がある力係数αを最大化させる加工技術の開発を進めている。従来のFe-Ga素子の製造工程では力係数が最大になる印可磁場(最適磁場強度)にばらつきが生じる。最適磁場強度のばらつきの原因と考えられる内部応力を緩和するため、今回我々は熱処理工程を追加し、作製した素子の力係数を調査した。