講演情報
[17a-K310-7]流体解析を用いたSrB4O7の単結晶の大型・バルク化の検討
〇松岡 孝弥1、山本 大平2、小林 大也3、谷川 淳3、高橋 義典3,4、村井 良多3,4、南部 誠明2、宇佐美 茂佳3、今西 正幸3、丸山 美帆子3、森 勇介3,4、吉村 政志2,4 (1.阪大工、2.阪大レーザー研、3.阪大院工、4.創晶超光)
キーワード:
SBO、流体解析
ホウ酸系化合物のSrB4O7に対して、攪拌翼を用いたKyropoulos法による単結晶育成に適した攪拌条件の調査を目的として研究を行った。解析ソフトによる調査の結果、結晶を固定して坩堝を時計回りで回転させた場合、液面付近の仮想粒子が上層部で滞留していた。条件を変え、坩堝を反時計周りに回転させ、結晶を坩堝と対向回転させると溶液全体が攪拌された。攪拌翼の部分で上昇流を与える条件が溶液全体の攪拌に影響したと考察している。