講演情報

[17p-K302-5]デュアルコム非同期光サンプリングによる量子ドット集合体の低温下ポンププローブ信号空間マッピング

〇阿讃坊 元1,2、柴田 理来1、高橋 雄士郎1,2、赤羽 浩一3、渡邉 紳一1,2、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大 CSRN、3.NICT)

キーワード:

量子ドット集合体、光周波数コム、非同期光サンプリング

デュアルコム非同期光サンプリング(ASOPS)は,超高速分光においてパルス幅の分解能を保ちつつ計測時間を2~3桁短縮できる.光周波数コムを419 m伝送することによって低温設備と光コムを両立し,低温下のInAs量子ドット集合体に対してポンププローブASOPSを初実証した.またASOPSの短い測定時間を活かし,複数の測定点で測定を行うことによってポンププローブ信号空間マッピングを実証したので報告する.