講演情報

[17p-K307-1]Na-X ゼオライトにおける PL の加熱依存性

〇北澤 祐人1、鳴海 旬哉1、宮永 崇史1、鈴木 裕史1 (1.弘前大院理工研)

キーワード:

ゼオライト、フォトルミネッセンス、銀

Ag数1.8のAg形X型ゼオライトについて、未加熱, 100, 200, 250, 300, 350, 400, 500 ℃で加熱処理を行い、PL・EPMA・XAFS測定を行い、PL挙動の調査や、Ag周辺の局所構造解析を行い、低エネルギーの蛍光バンドが発現する際のAgの位置を明らかにすることを目的とした。
その結果、低エネルギーの蛍光バンドが発現する試料では、Ag原子の配位数および原子間距離が小さくなる傾向が確認された。これは加熱により適切な位置へAgが移動したためと予想される。