講演情報
[17p-K307-4]Ni-P/Nylon 糸の伸長と弛緩に伴う電気抵抗変化の撚り数依存性
〇(M1)須田 匠海1、芝田 和拓1、栗岡 智行1、佐藤 克成2、Chun-Yi Chen1、Tso-Fu Mark Chang1、吉田 奈央2、黒子 弘道2、曽根 正人1 (1.東京科学大学、2.奈良女)
キーワード:
Ni-P/Nylon糸、電気抵抗、撚り数
本研究では、撚り数の異なるNi-P/Nylon糸の伸長時および弛緩時における電気抵抗測定を目的とした。既報に従い、超臨界二酸化炭素アシスト無電解Ni-Pめっきを行い、Ni-P/Nylon糸を作製した。このNi-P/Nylon糸の電気抵抗は、伸長時と弛緩時にかかわらず、撚り数の増加に伴い減少した。また、伸長時の電気抵抗は弛緩時より低かった。この電気抵抗の差は撚り数の増加に伴い減少し、高撚り数の試料についてはその差は少なかった。