講演情報

[A-03-03]商品開発プロセスにおけるデザインクリティークと参加者の力関係力関係が意味形成と評価に与える影響

*田崎 咲絵1,2、安藤 昌也3 (1. 東京工科大学 デザイン学部、2. 千葉工業大学大学院 工学研究科、3. 千葉工業大学 先進工学部)
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キーワード:

デザインクリティーク、商品開発プロセス、力関係

本研究は、商品開発におけるフィードバックや議論、レビューを包括して捉える「デザインクリティーク(DC)」を対象とする。DCは最終成果物の質に関わる重要なプロセスであるが、プロダクトデザインの分野においては十分に整理されていない。本研究では、DCの進行に着目し、参加者の力関係がどのように作用するかを検討する。そこで、企業の担当者および外部デザイナーを対象とした半構造化インタビューに基づき、再帰的テーマティック分析(Reflexive Thematic Analysis)を用いて再分析を行った。その結果、参加者間の力関係のあり方に応じて、DCにおける意味形成と評価の進行に差異がみられた。具体的には、力関係が均衡している場合、対話を通じた意味形成が先行し、その後に評価が行われる傾向が確認された。一方、力関係が非対称である場合には、意味形成が十分に行われないまま評価が早期に前面化し、対話が制限される傾向がみられた。これらの知見は、DCが意味形成を経て評価へと至るプロセスとして理解される必要があることを示している。

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