講演情報
[A-06-03]人びとの生活のなかで営まれてきたドブロクの醸造秋田県仙北地域の高齢女性への聞き取り調査を中心に
*易 前燚1、張 思琦1、南 友基1、田村 隼1、仁木 俊平1、中村 涼太郎1、青木 宏展2、植田 憲2 (1. 千葉大学大学院、2. 千葉大学)
キーワード:
Doburoku、Brewing Practices、Regional life
本稿は、秋田県仙北地域において人びとの生活において営まれてきたドブロクの醸造の実態を明らかにすることを目的とする。得られた知見は、以下のとおりである。第一に、ドブロクの醸造は、原料の標準化が進んだ酒の製造とは異なり、身近に得られるものに人びとが継続的に手をかけながら営まれてきたものであり、人びとの日常生活に欠かせない一部であった。第二に、ドブロクの醸造は十日余りにわたり、人びとが日々その状態を気にかけながら見守ることで進められた。 第三に、手づくりされてきたドブロクは出来具合に応じて多様に活用され、そこには資源の全体を活用する生活の知恵が表出している。
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