講演情報
[A-12-04]サービスデザインの類似はどこで問題化するのか-スポーツジムを対象とした実証分析-
*坂本 和子1 (1. 法政大学デザイン工学部)
キーワード:
サービスデザイン、類似性、独自性
本研究は、サービスデザインにおいて類似性が問題となる条件を検証するため、スポーツジムを事例として、日本人成人800名を対象にウェブ調査を実施した。具体的には、サービスの独自性と可視性を操作した2×2の被験者間実験に加え、独自性志向および同調性志向の個人差を測定した。その結果、サービスの類似性は主として不誠実さの認識を高める一方で、利用意図や乗り換え意図への影響は限定的であることが明らかとなった。また、独自性志向の高い人ほど他者との被りに敏感であり、この傾向はスポーツジムよりもジャケットにおいてより顕著に確認された。以上の知見は、サービスデザインにおける差別化はサービス全体に一様に施すのではなく、利用者の目に触れやすい接点に重点的に配分する必要があることを示唆している。
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