講演情報
[A-12-06]鏝絵の立体表現再現とデジタルヘリテージ化秋田市の鏝絵を対象としたフォトグラメトリの撮影条件と形態再現
*井上 誠1 (1. 秋田工業高等専門学校 土木・建築系)
キーワード:
Kote-e、Photogrammetry、Digital Heritage
本研究は,デジタルヘリテージの文脈において,フォトグラメトリを用いた鏝絵の立体表現再現について検討するものである.秋田市内に現存する土蔵の鏝絵を対象とし,2024年度と2025年度に取得したデータを比較することで,撮影枚数,視点分布,カメラ角度を含む撮影条件が形態再現に与える影響を分析した.その結果,撮影密度の向上と多方向からの撮影により,表面レリーフの連続性と明瞭さが改善され,鱗や波などの細部形状の識別性も向上した.以上より,撮影条件の設計は,鏝絵のような彫塑的表現を適切に再現するうえで重要な役割を果たすことが示唆された.
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