講演情報

[B-01-01]バイオフィリックデザインの視点から保育室の自然要素と自然に関わる活動を捉え直す自然要素の現状と保育者の「自然と関わる活動」に対する認識の変化に着目して

*森元 真理1、松本 信吾2、斎藤 真穂1 (1. 東京農業大学 農学部 デザイン農学科、2. 岐阜聖徳学園大学 教育学部)
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キーワード:

人と生き物とのかかわり、保育室環境、バイオフィリックデザイン

近年、酷暑の影響は幼児教育施設において屋外での自然体験を制限する一因ともなっており、保育室内でも自然とつながることができるような保育実践が急務となっている。本研究では、バイオフィリックデザイン(BD)の自然の捉え方に着目し、保育室内の自然要素の実態を把握するとともに、BD視点の導入が保育者の意識に与える影響を明らかにすることで、保育室内における自然と関わる活動の充実に向けた一助とすることを目的とした。全国の保育施設に勤務する保育者249名を対象に、BDに関する情報冊子を読んでもらい、その前後で質問紙調査を行った。結果からは、保育室における自然と関わる活動は、現状として「制作」や「飼育」といった特定の活動として認識されている側面が強い一方で、保育者がBDの視点で保育室内の自然要素を捉え直すと、「自然のイメージ」を除いた多くの自然要素が既に存在していることが明らかとなった。さらに、保育者が冊子を読んでBDの視点を得ることで、自然と関わる活動の捉え方に広がりが認められ、保育室内ですでに実践している他の活動についても、自然と関わる活動として捉え直せる活動があることが示唆された。

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