講演情報
[B-01-02]幼児向けアニメーションにおける共感形成のデザイン手法「RITTA」における共感デザインの実践
*ムラカミ ヨシコ1、伊永 英未2、山本 優佳2 (1. 岡山県立大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科、2. アッパービレッジ有限会社)
キーワード:
共感デザイン、幼児向けアニメーション、非認知能力
本研究は、幼児向けアニメーションにおいて共感を促すデザイン手法の構築を目的とする。幼児期は共感性の基盤が形成される重要な時期であるが、既存コンテンツは娯楽性または教育性に偏る傾向がある。本研究では、心理学者デイヴィスの共感性多次元モデルを理論的基盤とし、これをアニメーション表現へと翻訳した。具体的には、未就学児を対象とした作品「RITTA」を制作し、「困りごとの提示」「立ち止まり」「想像」「行動」という共感プロセスをストーリー構造として設計した。また、色彩変化や形状、動き、音響による感情表現を統合的に用いた。さらに、動画と保護者向けガイドブックを組み合わせることで、体験と言語化を接続する設計を行った。これにより、共感は体験として段階的に誘発される可能性が示唆された。
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