講演情報
[B-03-01]DXツール利用におけるエンジニアの経験価値の生成プロセス―配管設計業務を対象とした質的分析―
*ロ テンセキ1、富永 賢一1 (1. 東洋エンジニアリング株式会社)
キーワード:
Digital Transformation、Experiential Value、Plant Engineering
近年、プラント建設の生産性向上や品質確保を目的に、エンジニアリングの中に多様なデジタルトランスフォーメーションツール(DXツール)が導入され、業務効率化、エラー削減、データ統合などの効果が期待される一方、ユーザーにとってどのような経験価値をもたらし、導入前後で業務体験や認識がどのように変化するのかはこれまで十分に検証されてこなかった。
こうした背景を踏まえ、本稿では、配置・配管設計に従事するエンジニア12名を対象に半構造化インタビューを実施し、DXツールの運用における学習負荷、意思決定、コミュニケーションの質、業務上の安心感など複数観点の質的データを収集し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いて質的分析を行った。
結果・考察として、DXツールの導入と運用は、未知性に対する不安や外部要因による挫折から始まり、学習と挑戦、自主的運用、ツールと人間の響き合い、価値と意味の生成へと展開する経験プロセスが明らかとなった。さらに、このプロセスは振り返りと将来への期待を通じて改善や新機能への要望へと接続され、DXツールの経験価値が循環的に生成される構造を示唆している。
こうした背景を踏まえ、本稿では、配置・配管設計に従事するエンジニア12名を対象に半構造化インタビューを実施し、DXツールの運用における学習負荷、意思決定、コミュニケーションの質、業務上の安心感など複数観点の質的データを収集し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いて質的分析を行った。
結果・考察として、DXツールの導入と運用は、未知性に対する不安や外部要因による挫折から始まり、学習と挑戦、自主的運用、ツールと人間の響き合い、価値と意味の生成へと展開する経験プロセスが明らかとなった。さらに、このプロセスは振り返りと将来への期待を通じて改善や新機能への要望へと接続され、DXツールの経験価値が循環的に生成される構造を示唆している。
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