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[B-04-04]お茶の時と間の体験デザイン

*羅 乙洋1 (1. 日本大学 芸術学部)
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キーワード:

お茶、プロダクトデザイン、ユーザーエクスペリエンス

日本や中国、そして世界中の文化的文脈において、茶はすでに単なる「飲料」という物質的属性を超え、精神的修養を担う文化的象徴として定着してきた。日本の茶道や中国の茶文化において、茶は常に「静寂」「内省」「一期一会」といった理念と深く結びつけられ、その点前や喫茶の過程は儀式性を帯びた行為として位置づけられている。これらの行為は、人を日常の浮躁から切り離し、内面の平穏や集中へと導くことを目的とし、心性を整え、思考を整理するための意識的な媒介として機能してきた。点前、待ち、喫飲という一連の過程において、使用者が能動的に「茶の存在」を知覚することで、外部からの刺激を徐々に切り離し、自己意識へと立ち返り、適度な心理的調整を行うことが可能になると考えられる。本研究は、こうした日常的な場面の中に、一時的に些事から離脱するの体験、すなわち心理的な「停留点」を生成し、現代人にとって自然で負担の少ない精神的緩衝と内的調整の経路を提示することを目的とする。

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