講演情報

[B-06-06]地域における中小企業支援構造の分析山形県デザイン生態系リサーチプロジェクト

*大田 菜緒1、長谷川 敦士1,2、齊藤 美咲2、岩澤 詩恵莉1 (1. 武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科、2. 株式会社コンセント)
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キーワード:

Design-driven management、SME support、Regional ecosystem

本研究は、山形県におけるデザインを活用した中小企業支援の構造と、その中での金融機関の役割に着目するものである。近年、デザインは事業構想や価値創造を担う経営資源として注目されているが、日本の中小企業支援においては十分に活用されているとは言い難い。本研究では、フィールドリサーチおよびインタビュー調査を通じて、教育機関、支援機関、企業、デザイナー、金融機関が接続された支援構造を分析した。その結果、金融機関は顧客企業との関係性を基盤に潜在的ニーズを把握し、デザイナーへ接続する媒介主体として機能し得る一方、短期的評価や人事異動といった制度的要因により、その役割は限定的であることが示唆された。今後は金融機関の関与の構造をさらに精緻化し、支援モデルの再設計を目指す。

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