講演情報
[B-08-02]研究室チャットツールにおける研究過程の公開記録にみられる行動の分析
*小林 北斗1 (1. 千葉工業大学大学院)
キーワード:
Community of Practice、Social Interaction、Learning Analytics
本研究は、大学の研究室チャットツール(Slack)における公開記録の行動と、その背景にある要因を調査するものである。1年間のログ分析と12名の参加者へのインタビューを通じ、公開チャンネルが単なる進捗管理を超えてどのように機能しているかを検証した。結果として、利用者は明確な行動クラスタに分類され、活動的なメンバーが他者の参加を誘発する「波及効果」を生み出していることが示された。さらに、他者の投稿や反応を観察することは心理的ハードルを下げ、活動再開への助走となる「潜在的参加」として機能していることが確認された。以上より、公開記録は思考の外部化と相互作用を促進する、動的な空間を形成しているといえる。
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