講演情報
[B-08-06]Figmaを用いた看護シリアスゲームの制作とM-GTAによる質的分析
*川北 輝1、川北 成美2 (1. 京都芸術大学、2. 下鴨こにしクリニック)
キーワード:
Nursing education、Clinical decision-making、Modified grounded theory approach
看護実践における不確実な状況下での判断能力の育成を目的として,Figmaを用いたノベルゲーム型看護シリアスゲームを開発し,その学習プロセスを質的に検討した。臨床経験を有する看護師5名を対象に体験後の半構造化インタビューを実施し,M-GTAにより分析した結果,「学習参加を促す心理的安全性」,「患者中心の状況判断プロセス」,「不確実性の中での看護実践」,「臨床現場の複雑性」,「内省を促進する学習構造」,「リアリティ強化への要求」といった6カテゴリーおよび13の概念が抽出された。ゲーム形式により学習参加の心理的ハードルが低減され,主体的な意思決定や内省が促進されることが示唆された。一方で,リアリティの向上やシナリオの拡張に関する課題も明らかとなった。本研究は,シリアスゲームが看護教育における実践的判断力の育成に寄与する可能性を示すとともに,学習プロセスの理解に資する知見を提供するものである。
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