講演情報
[B-09-02]第三者が子育ちに関わる想像を広げる疑似体験ワークショップ「チーム家族」における生成AI画像を媒介とした共同想像の実践
*石塚 理華1、荒川 あゆみ2、坂倉 杏介2 (1. 一般社団法人 公共とデザイン、2. 東京都市大学)
キーワード:
Participatory Design、Collaborative Imagination、Team KAZOKU
核家族化や地域コミュニティの希薄化により、子育てにおける親の孤立が深刻化している。筆者らは、地域コミュニティにおいて第三者が擬制的な親族として子どもの育ちに関わる「チーム家族」を実践してきたが、この関わりは既存のどの関係にも当てはまらず、未経験者が実感を持って想像することは難しい。本研究では、非子育て層を含む第三者が、「チーム家族」として子どもの育ちへ関与することを、擬似的に体験するワークショップを開発した。参加者が自分自身として目の前の具体的な他者との関係のなかで将来起きる出来事を想像し、エピソードを過去の思い出として語り合う共同想像の媒介として生成AI画像を用いた。その結果、参加者は未経験の関係を自分に関わるものとして想像することが可能となり、自分の生活に引きつけた語りや既存の家族概念を問い直す発言が生まれた。生成AI画像の意図的な不完全さが語りの余地を生み、共同想像を支えるツールとして機能したことが示唆された。
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