講演情報
[B-11-02]スズメの生息環境と地域愛着の関係に関する研究水田と木造住宅の空間的重なりに着目して
*北口 友暉1 (1. 大阪工業大学大学院工学研究科建築・都市デザイン工学専攻)
キーワード:
GIS、相関分析、重層性
戦後から続いた人口増加は2008年にピークを迎えており、今後は長期的な人口減少と高齢化の進行が予測されている。このことから、人口増加を前提とした都市整備の枠組みは、都市の持続性の観点から再考すべき時期にあると考えられる。近年、新たな都市の方向性のひとつとして、居住地への地域愛着が注目されている。これは、地域コミュニティの持続性を支える心理的要素と位置付けられ、地域の環境を通じて様々な研究や活動がおこなわれている。しかしながら、地域愛着を主に対人関係や社会相互作用に求めており、地域環境に存在する地域資源そのもののアフォーダンスによる地域愛着の影響について十分に検討されていないと考える。そこで本研究の目的は、日常生活を送る中で接する機会がある地域資源と地域愛着との関係から空間的特性を実証的に検討することとした。本研究では、スズメの接触機会に着目し、その生息環境が大阪府の都心と郊外で異なることで地域愛着の傾向の差異があるのかを確認した。その結果、地域愛着の傾向について単純な郊外と都心の区分では説明できない可能性を示唆している。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
