講演情報

[B-12-03]高速道路JCTにおける円滑な分流を支援するトンネル内標識デザインの検討東京湾アクアライン(上り)川崎浮島JCT東京方面を対象として

*永見 豊1、滝沢 正仁1、齋藤 辰哉2、吉原 卓2 (1. 拓殖大学、2. ネクスコ東日本エンジニアリング)
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キーワード:

Driving simulator、Visual perception、Tunnel signage

近年、高速道路におけるジャンクション(JCT)上流部の構造は複雑化しており、運転者の適切な車線選択を支援する案内標識の重要性が高まっている。本研究では、東京湾アクアライン(上り)川崎浮島JCTを対象に、トンネル内という制約条件下における分岐標識のデザイン改善を目的とした。
標識デザインとして、現行の図形[線形]型に加え、車線推奨型、図形[車線]型、図形[車線+線形]型の4案を作成し、ドライビングシミュレータを用いた評価実験を実施した。被験者(大学生28名)に対し、東京方面への進行に関する分かりやすさや理解のしやすさについて5段階評価および順位評価を行い、フリードマン検定および多重比較により分析した。
その結果、図形[車線]型が最も高い評価を示し、否定的評価も最も少なかった。これは、車線と目的地の対応関係が明確であり、走行車線を維持したまま進行できることが直感的に理解しやすいためと考えられる。また、目的地の配置や矢印との対応関係の明確さが理解の容易さに寄与しており、ゲシュタルト心理学の群化の原理によって説明できる。
以上より、トンネル内JCTにおける案内標識は、車線を明示した図形型とし、単純化した道路線形と目的地配置を組み合わせることが有効であることが示唆された。今後は他方向への適用についても検討が必要である。

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