講演情報
[C-06-05]国際協力におけるデザインプロジェクトへの継続参加につながるエ
ンパワーメント要因の検討ラオス民民主共和国で実施した Champayamyam Project に継続参加した受益者の TEM の作成をもとに
*三井 琳世1、板垣 順平2 (1. 株式会社ロフトワーク、2. 長岡造形大学)
キーワード:
Japan International Cooperation Agency、エンパワーメント、デザインプロジェクト
国際協力の現場では、ワークショップやトレーニングへの住民参加が持続しにくいことが課題とされている。本研究は、ラオス人民民主共和国シェンクアン県で実施されたJICA草の根技術協力事業「Champayamyam Project(CPP)」を対象に、金銭的報酬の有無に関わらず活動に参加し続けた住民4名のエンパワーメント要因を検討した。半構造化インタビューで得られたデータを複線径路・等至性モデル(TEM)で分析した結果、共通する要因として、実践を通じた気づき、自分の状況に応じた参加の仕方を選ぶ自己決定能力、そして商品の評価や売上を通じた自立向上心が確認された。Brut de signやアップサイクル商品の導入など柔軟な参加の仕組みが、制約のある住民の継続参画を可能にした点も明らかになった。本研究の知見は、デザインを活用した国際協力プロジェクトにおいて、成果の可視化と多様な役割の設計が受益者の主体的参画を促す上で重要であることを示唆している。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
