講演情報

[C-06-06]地域社会を変革する「土着のDX」宮崎県児湯郡都農町・富山県黒部市における、地域社会DXを通じた持続的な公共サービスの構築

*田中 友美子1、増渕 健太1、髙橋 凜1、市川 文子2、田村 大2、鈴木 敦2、金田 ゆりあ2 (1. NTTドコモビジネス株式会社、2. 株式会社リ・パブリック)
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キーワード:

Place-Based DX、Community-Based Public Services、Social Sustainability

日本の地方自治体では労働力不足や生活基盤の維持困難といった課題が顕在化している中、地域社会DXによる地域課題の解決が必要とされている。従来の地域社会DXは、都市部で開発された汎用的ソリューションを導入する供給型アプローチが多く、住民の生活文脈との乖離やベンダー依存による持続可能性の欠如が課題として指摘されてきた。そこで、本研究では、地域固有の文脈に根ざし、住民の日常や既存の関係性に埋め込まれながら展開する地域社会DXを「土着のDX」と定義し、宮崎県都農町および富山県黒部市を対象とした事例を通じ、DXが地域社会に浸透し自律的に機能するためのプロセスおよび共通要因を、事業形成の経緯、関与主体の役割、持続化という3つの点に着目して比較分析した。「地域社会DX」を地域社会の構造やあり方そのものを再編しうる実践として捉え、複数の課題を複合的に扱いながら、デジタルを人と人をつなぐ「関係のインフラ」として位置づけ、地域の人々が多様な非デジタルな動機と便益を持ちながら持続的に関わり続ける仕組みを「土着のDX」のプロセスモデルおよび役割モデルとして提示する。

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