講演情報
[C-07-01]ゲームによる色覚の多様性の学習
*須長 正治1、藤井 俊貴2 (1. 九州大学大学院 芸術工学研究院、2. 九州大学大学院 芸術工学府)
キーワード:
色覚多様性、教育、ゲーム
人間の色覚には多様性があることから,色彩による情報伝達には配慮が必要となる。しかしながら,色覚の多様性についての教育は十分とはいえない。そもそも色とは何か?どう多様なのか?どうして多様なのか?学ぶべきことや考えるべきことは多くある。そこで,本研究では,色の見え方が多様であり,多様であることの重要性を学ぶゲーム「Hidden Ghosts」の開発と検証を行った。ゲームは5名1チームの対抗戦であり,チームメンバーは,5色のカラーゴーグルから自分の好きな色を選び,それをかけた状態でプレイした。ゲームのアルゴリズムは,既存の「マインスイーパー」に従った。ただし,機雷の代わりをお化けとし,お化けの位置を特定するためのヒントとなる8近傍のお化け数の表示に工夫をした。お化け数は,5色のうち1色のゴーグルでしか読めないようにした。すなわち,5名のメンバーが全て異なる色を選べは,全てのヒントが得られ,全てが同じ色を選べばヒントの数は5分の1となった。これによって,チームで協力しながら,ゴーグルの色数が多いほど,ヒントが得られるような仕組みにし,多様であることが重要であるということを学習できるようにした。
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