講演情報
[C-08-03]産学連携による、若年層の職業イメージ変容を促すシネアド表現路線バス運転士募集広告制作プロジェクトを事例として
*野村 律子1、伊藤 英高1、井藤 雄一1 (1. 東京工科大学 デザイン学部)
キーワード:
産学連携、社会課題解決、シネアド
本研究は、若年層の職業イメージ変容を目的とした産学連携シネアド制作を対象に、デザイン教育が実社会の課題解決に果たす役割とその実効性について考察するものである。19歳からのバス運転士受験が可能となった法改正を背景に、ターゲットに近い学生が企画した「同世代のリアリティ」を、いかにして広告としての公共性と実務的な品質を兼ね備えた表現へと着地させたか。 その並走過程を詳らかにすることで、学生の創造性が企業の経営課題解決に寄与する装置として機能する可能性を提示する。本プロジェクトでは、プロ仕様のワークフローを完遂させる指導により、当初の計画を超えた「映画館」と「バス車内」という二つの最適チャネルへの実装を実現した。本発表では、デザイン指導のプロセスを可視化するとともに、エモーショナルな視覚訴求が職業への既成概念を変容させ、実社会における具体的アクション(採用・関心喚起)へと繋がる相乗効果について、教育と社会実装の両面から論じる。
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