講演情報

[C-08-07]女子高生の創造的自信を上げる「言語化支援ツールキット」

*小森谷 友美1、山岡 潤一1、陳 敦雅1 (1. 慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科)
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キーワード:

Creative Confidence、創造的自信、Creative Self Efficacy

世界的に創造性の重要性が高まる一方、日本では自分を創造的だと認識する人の割合が低いことが報告されている。さらに、思春期は創造性に関する自己認知が低下しやすく、不安定になりうる時期であることも指摘されている。
そこで本研究は、デザイン思考のプロセスにおいて、対話と言語化を構造的に支援することで、高校生の創造的自信を育む方法を検討した。研究では、アイデアの魅力や特徴を言葉として整理・表現するための「言語化支援ツールキット」を開発した。ツールキットは、対話を促す「言葉のひらめきシート」と、表現の発想を支援する「キャッチカード」 から構成される。これを東京都内の女子高校1年生205名を対象としたワークショップに導入し、キャッチタイトル生成数、質問紙、創造的自己概念尺度(SSCS-J)を用いて効果を検証した。
その結果、ツール使用時にはキャッチタイトル生成数が増加し、「多様な方向から考えられた」「意外な発想ができた」などの主観評価も向上した。さらに、Creative Self-Efficacy の上昇が確認され、特に創造的自信の低い学習者において伸びが大きかった。以上より、本ツールキットは、高校生が自らの発想を言葉にし、創造的行動へ踏み出すための足場がけとして有効であることが示唆された。

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