講演情報

[C-09-01]「共鳴し合う未来」のつくり方産官学による未来洞察活動の実践知を「対話と共創の技術」として形式知化

*根本 かおり1,2、杉本 奈穂1、伊勢山 暁子1 (1. (株)博報堂、2. 東京科学大学)
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キーワード:

Foresight、Future Design、Collaboration、

「未来不安」が蔓延するいま、未来を「リスク」と捉える閉塞感が広がっています。本研究は、博報堂が培ってきた「未来洞察」の実践知を、多様な主体が「この未来を共に創りたい」と心から思える状態=「共鳴(resonance)」を生むための「対話と共創の技術」として形式知化したものです 。これまでの実務の現場では、発想の飛躍の欠如や共創関係構築が難しいといった課題が見られました 。これに対し、私達は産官学による未来洞察プロジェクトの事例から抽出したポイントを体系化し、以下に凝縮しました。

・5つの進行ステップ

・15個の共鳴のためのコツ・ヒント
・29個のワークツール

さらに、これらを「相乗りタイムマシンに乗って『共鳴しあう未来』を生み出す旅」に見立て、旅の目的地(Destination)順に巡るステップを「メソッドブック」としてデザインしました。そして、その試行錯誤を通し、AIによる効率化が前提になる時代だからこそ、あえて未来対話を丁寧に紡ぐ「面倒くさい」プロセスが、未来への「自分事化」につながるなどの気づきが得られました。今後は、このようなメソッドを、多様な主体が繋がり続けるための「共鳴インフラ」として世の中に提案、展開していくことを目指します 。

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