講演情報

[C-10-01]1996「静岡産地の歴史展」出品の鏡台針箱類の特質戦時下日本の実用家具のデザインと技術の特質解明・鏡台編(2)

*新井 竜治1、谷本 尚子2、益岡 了3、古賀 信也4 (1. 九州大学 総合研究博物館、2. 京都精華大学 デザイン学部、3. 大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部、4. 九州大学 大学院 農学研究院)
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キーワード:

Dressing Table、1996 Shizuoka Furniture Exhibition、Utility Furniture

本稿は、静岡県家具工業組合の所蔵資料(アルバム・ポジ・ネガ・目録)を収集・精査して、シズオカ[KAGU]メッセ‛96(静岡県家具工業組合主催)において開催された企画展「静岡産地の歴史展:360年の歴史と技」(1996年展)を誌上再現するものである。特に、同展出品の江戸期・明治期・大正期・昭和初期(戦前)・昭和中期(40年代頃まで)の歴史的静岡家具35台の中から抽出した鏡台針箱類22台について姿図・仕様を示しつつ、歴史的静岡鏡台のデザインの特質を時代別に明らかにした。1996年展の出品作品では、江戸期には丸鏡付鏡台がみられた。明治期には平台の上に卓上鏡を置いた鏡台がみられた。大正期には鏡枠の支柱を台に固定させた平台鏡台・両山鏡台がみられ、大型鏡もみられた。昭和初期には大型鏡を備えた平台鏡台・両山鏡台がみられ、杢板張り箇所として前杢・総杢がみられた。昭和中期には漆塗りの一面鏡・本三面鏡、赤色塗装の姫鏡台、洋型鏡台などがみられた。

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