講演情報

[C-10-02]静岡鏡台の復刻プロジェクトの考察戦時下日本の実用家具のデザインと技術の特質解明・鏡台編(4)

*谷本 尚子1、新井 竜治2、益岡 了3、古賀 信也4 (1. 京都精華大学、2. 九州大学総合研究博物館、3. 大阪工業大学、4. 九州大学)
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キーワード:

Shizuoka Dressing Table、Historical Furniture、Reproduction

本研究は、ツインメッセ静岡に収蔵されている歴史的静岡鏡台の復刻版を対象に実測調査を行い、その結果をもとに生産技術の特質を明らかにすることを目的とする。2025年に複数回調査を実施し、14台の鏡台を実測し、そのうち8台を図面化した。 復刻版は1999〜2000年に静岡鏡台生産協同組合によって製作され、工程ごとに専門分業が行われていた。また、木材は樹種の厳密な再現ではなく、外観上の色調の再現が重視されていたことが聞き取り調査から明らかとなった。 続いて1996年の「静岡産地の歴史展」出品作品と比較した。その結果、多くの復刻鏡台が特定の原型と形状・寸法において高い一致を示すことが確認された。以上により、本研究は復刻版と原型との関係性の一端を明らかにし、静岡鏡台の生産技術および複製制作の実態に関する基礎的知見を提示する。

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