講演情報

[PB-25]岩手県の地域性に基づくAR妖怪図鑑のプロトタイプ制作と表現手法の検討

*小野 大輔1、川北 輝1 (1. 京都芸術大学)
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キーワード:

Augmented reality、Interactive media design、Yokai

本研究は,岩手県に伝承される妖怪「黄金の牛」を題材として,ARによる体験的表現と図鑑形式による情報構造を組み合わせた「AR妖怪図鑑」のプロトタイプを制作し、その活用について検討することを目的とした。制作にあたって,妖怪の視覚的特徴および伝承内容に基づき,紙面デザインとARコンテンツを組み合わせたプロトタイプを制作した。紙媒体では,イラストおよび解説文を中心とした可読性と一覧性の高い情報構成を採用し,QRコードを介してAR機能へアクセスできる仕組みとした。ARでは,紙面上のイラストを認識することで対応する3Dモデルを表示し,視覚的な拡張を実現した。伝承内容に基づき,紙面とARにおいて異なる状態を提示することで時間的・物語的差異を設け,利用者が両媒体を比較しながら内容を解釈する体験を設計した。本研究は,地域における文化資源を表現するうえで,構造化された情報提示と体験的理解を促進する手法としてのAR妖怪図鑑の可能性を示すものである。

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