講演情報
[PB-26]市民共創による石積みの実践を通じた公共空間の拡張の可能性―熊本県天草市倉岳町を事例にー
*川野 絢子1 (1. 武蔵野美術大学)
キーワード:
Vernacular Practice、Public Space、Civic Co-creation
本研究は,熊本県天草市倉岳町に残る伝統的な石積みを対象に,市民共創による公共空間の構築の可能性を実践的に明らかにすることを目的とする。現状の市民参加は「利用」や「管理」といったソフト策に留まり,空間を構築するハード策への関与は乏しい。また,石積みに関する既往研究は民有地における保全・修復を主対象としており,公共空間への活用は未検討である。本研究では筆者が設計・実施に直接関与するアクションリサーチとして,市民参加型の石積みワークショップを2025年秋に実施する。予備調査では,石積みの制作行為が近隣住民の自発的なコミュニケーションを誘発すること,地域への関心が生まれることが示唆された。本調査では実践知の継承,コミュニティ誘引機能の再現性,意識変容の3点を検証し,石積みを用いた公共空間の新たなデザインモデルの提示を目指す。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
