講演情報

[PB-30]社会参画がもたらす健康寿命延伸への影響大阪府豊中市におけるシニアクラブと大学生の協働活動事例

*布川 舞桜1、山田 果凜2、上須 道徳3 (1. 北海道教育大学札幌校 教育学部、2. 大阪大学 人間科学部、3. 大阪大学 大学院経済学研究科 教授)
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キーワード:

ウェルビーイング、老人クラブ、コミュニティ

本研究の目的は、社会参画が健康寿命の延伸に及ぼす影響を明らかにすることである。近年、高齢者の孤立防止と健康維持において社会参画の重要性が指摘されているが、担い手不足による活動の停滞が課題となっている。本稿では、大阪府豊中市におけるシニアクラブと大学生の協働活動を事例として取り上げ、多世代交流がもたらす効果を検討した。豊中市では、大阪大学等の学生がシニアクラブの行事運営を支援する「超幸齢化プロジェクト」や、共同農園を通じた世代間交流サロンが展開されている。これらの事例分析の結果、学生の介入はクラブの活性化のみならず、高齢者の外出機会の増加と役割意識の創出に寄与していることが示唆された。結論として、シニアクラブと大学生の協働は、高齢者の身体的・精神的な健康維持に有効なモデルとなり得る。今後は、こうした多世代共生型の社会参画が、健康寿命の延伸に与える客観的な影響を長期的に検証することが求められる。

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