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[PB-32]自然災害伝承碑の3Dデータ取得と活用の試み群馬県嬬恋村における「延命寺石標」と「道標」を例として

*陳 正捷1、青木 宏展2、植田 憲2 (1. 千葉大学大学院、2. 千葉大学)
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キーワード:

3D data、natural disaster heritage monument、disaster memory transmission

本稿は、群馬県嬬恋村に残る天明三年浅間災害関連災害碑の3Dデータ活用の可能性を検討するものである。対象は、もとは一つの石造物であったと考えられる「延命寺石標」および「道標」とした。文献調査および聞き取り調査を行い、フォトグラメトリ法により3Dデータを取得したうえで、「道標」の原寸大レプリカと、両災害碑の縮小模型(原寸の1/25)を試作した。その結果、原寸大レプリカは災害碑の大きさや形状、破損以前の関係性の理解と解説を支える媒体として、縮小模型は過去の形態と現在の位置関係を示すとともに、理解への導入および学習効果の持続を支える媒体として有効である可能性が示された。以上より、3Dデータの活用は、災害碑の保存にとどまらず、災害伝承の方法を再構成する可能性を有する。

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