講演情報

[PB-35]遠野和紙の伝統継承とデザインによる新製品開発プロジェクト和紙と布の複合素材による地域資源の価値創造への取り組み

*鈴木 健太1、栗城 美胡琴2、沈 得正1 (1. 会津大学短期大学部 産業情報学科、2. 株式会社 SIXINCH.JAPAN)
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キーワード:

Washi、Material Composition、Traditional Craft Branding

福島県いわき市の伝統工芸「遠野和紙」は後継者不足により存続が危ぶまれており、現代の生活に適応した新たな活用法が求められている。本研究では、和紙特有の強度不足という物理的課題に対し、内布と両面接着芯を用いた複合化手法を開発した。これにより実用的な耐久性を確保すると同時に、和紙の透け感を通じて内布の文様を魅せる独自の意匠性を実現した。この成果に基づきブランド「紙日和(かみびより)」を立ち上げ製品化した。テスト販売では試作品の8割以上が完売し、デザイン性と実用性の双方が高く評価された。地域住民による自立的な製作・販売の可能性も実証されており、今後は持続可能な運営モデルの確立が課題である。

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