講演情報

[PB-37]駆除された有害鳥獣由来の骨の活用千葉県館山市におけるイノシシの骨を用いた生活用品のデザイン

*高原 弘祐、青木 宏展1、植田 憲1 (1. 千葉大学)
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キーワード:

骨、猪、生活用具

千葉県館山市ではイノシシによる農作物被害が大きく、有害鳥獣対策として捕獲が行われている。館山市の解体処理施設では捕獲されたイノシシの食肉としての活用が行われているが、食肉加工後に残る骨は食品や肥料としての安定した利用が難しく、その多くが廃棄されている。同地域ではペットフードやアート素材、陶器への活用例もみられるものの限定的な活用に止まっており、新たな活用方法の検討が求められている。骨の工芸品が流通していることから、生活用品への利用を検証することは有用と考えられる。本研究では館山市におけるイノシシの骨を対象とし、生活用品としての活用可能性を検討するとともに、地域での実装を見据えた指針の提示を目的とした。具体的には、関係者へのインタビュー調査と先行事例の文献調査を行った後、骨の利用事例を特徴ごとに整理した。収集した事例や利用の特徴を元に生活用品の形式を発想し、イノシシの骨を用いて試作を行った。さらに試作品を基にコストの検討とフリーマーケット等でのマーケット評価を実施した。これらの結果を踏まえ活用指針として、製造体制の構築、作り方の共有、個体ごとの情報の活用という三点を導出した。

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