講演情報

[PB-41]円柱ディスプレイにおける観察者の行動特性に関する基礎的研究

*山元 康也1、松崎 元2 (1. 千葉工業大学大学院、2. 千葉工業大学)
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キーワード:

行動特性、探索行動、円柱

近年、広告は平面媒体から空間と一体化した表現へと拡張しつつあり、柱や曲面など立体構造を利用した表示が増加している。なかでも円柱広告は空間の中心性を活かした媒体として注目されているが、平面広告とは異なる観察者行動を生じさせる可能性がある。本研究では、円柱広告が観察者の行動に対してどのような影響を与えるかを検討することを目的とする。実験では、円柱の周囲にグリッドを設置し、被験者が円柱に貼られた掲示物を認知するまでの歩行軌跡と行動を記録した。その結果、観察者は頭部を円柱に向けたまま回遊するように移動し、平均約3秒で掲示物を認知する傾向が確認された。また移動距離には個人差が見られたが、身長や足長との相関は確認されなかった。これらの結果から、人は円柱広告を見る際に頭部と視線のみを動かしながら移動する可能性が示唆された。本研究は、広告設計においての基礎的知見を提供するものである。

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