講演情報
[PB-63]広義のデザイン実践者の持つデザイン態度の探索「デザイン態度道場」の実践を通したデザイン態度の理解
*安藤 拓生1、塚田 真一郎2、山邊 航太2 (1. 東北⼤学⼯学研究科技術社会システム専攻、2. 公益財団法人日本デザイン振興会)
キーワード:
Design Attitude、Design Thinking、Discourse analysis
本研究は、デザインを専門職に限定せず、企業、公共、教育、地域活動など多様な実践領域において共有される「デザイン態度」の構造を探索的に明らかにすることを目的とする。従来、デザイン研究では方法論としてのデザイン思考に関する議論が蓄積されてきた一方で、実践を支える態度や構えに関する理論化は十分に進んでこなかった。本研究では、対話型プログラム「デザイン態度道場」における実践者の語りを質的に分析し、領域横断的に共通する態度的特徴の抽出を試みた。その結果、①既存の枠組みを問い直す、②可能性を残しながら進める、③他者の影響を受け入れる、④経験や感覚を通じて理解する、⑤見え方や文脈に新たなかたちを与える、の五つの態度的側面が確認された。これらは段階的なプロセスではなく、状況に応じて立ち現れる実践的構えとして理解される。本研究は、デザインを方法ではなく態度として捉え直す視座を提示するものである。
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