講演情報
[1K0105-09-04]エアリフトポンプを用いた南鳥島海域レアアース泥・マンガン団塊のハイブリッド揚鉱 - マンガンノジュールの破砕性に関する検討 -
○清水 賀之1,2,3、杉原 正俊3、髙谷 雄太郎2、藤永 公一郎4,2、中村 謙太郎2,4、加藤 泰浩2,4 (1. イタスカジャパン、2. 東京大学大学院工学系研究科、3. 元東海大学海洋学部、4. 千葉工業大学次世代海洋資源研究センター)
司会:才ノ木 敦士(熊本大学)
キーワード:
南鳥島海域深海底、エアリフトポンプを用いたハイブリッド揚鉱システム、マンガンノジュールの破砕性、レアアース泥、海底鉱物資源
南鳥島海域水深5500-5700mの深海底には,レアアースを高濃度に含む泥(レアアース泥)や,マンガン,ニッケル,コバルトなどのレアメタルを含むマンガンノジュール等が賦存する.昨今の化石燃料から再生可能エネルギーへの移行により,蓄電池の原料となるバッテリーメタルの需要が増しており,その海域での両鉱物資源の開発が喫緊の課題となっている.これら深海底鉱物資源を,それぞれ,あるいはハイブリッドで(混在させ)海上まで輸送する手段として,エアリフトポンプを用いたシステム(エアリフト揚鉱システム:マルチタスク型深海底鉱物・エネルギー資源垂直輸送システム)が検討されている.このシステムで揚鉱されるマンガンノジュールは,揚鉱管や船上の回収装置,あるいは他のマンガンノジュールとの衝突で破砕される.この破砕性は,エアリフト揚鉱システムの性能だけでなく, 回収されるマンガンノジュールの分離,選鉱,製錬過程にも影響を及ぼす.そこで破砕状況を定量的に把握するための基礎情報を得るために,揚鉱中のマンガンノジュールと揚鉱管や回収装置内部との衝突を模擬したマンガンノジュールを自由落下させ鋼板に衝突させる実験を行った.
