講演情報

[3K0101-07-06]インドネシア坑内掘り石炭鉱山における長壁式採炭に伴う地表面沈下挙動に関する研究

○河野 幸樹1[修士課程]、Ali Husain Taherdito1、笹岡 孝司1、濵中 晃弘1、島田 英樹1、Sugeng Wahyudi2 (1. 九州大学、2. 日特建設株式会社)
司会:羽柴 公博(東京大学)

キーワード:

長壁式採掘法、地表面沈下、時間的挙動、地表変形モニタリング、インドネシア

長壁式採炭法は、生産性および安全性の高い坑内採掘法であるが、採掘に伴い地表面沈下が発生するため、周辺環境に深刻な影響を及ぼす可能性がある。特に、インドネシアの夾炭層岩石は欧米や豪州と比べて非常に軟弱でかつ急傾斜な炭層が多いため、地表面変形挙動が十分に解明されておらず、短期的なリスク評価や採掘設計指針の構築に課題が残されている。そこで本研究では、インドネシアの東カリマンタンにおけるロングウォールパネル上の地表に設置した33地点のモニタリングネットワークを用い、23か月にわたる観測データから地表沈下の空間的・時間的挙動を解析した。これにより、沈下速度や変形の動的フェーズ、安定化までのタイムラグなど、従来の最終沈下量に注目した解析では把握できなかった地盤挙動の時間的挙動を明らかにすることを目的とした。本研究では、インドネシア地下炭鉱における地表面沈下の経時変化で得られた知見について報告する。