講演情報
[KK2]令和時代の検査室運営-どうやったらみんなが気持ちよく働けるのか-
*小倉 加奈子1,2 (1. 順天堂大学医学部 人体病理病態学講座 教授 2.順天堂大学医学部附属練馬病院 病理診断科 科長)
昨今、厚生労働省が「働き方改革」を推進しているが、はたして医療現場における職場環境は向上しているといえるのだろうか。臨床検査技師としてスタートを切ったばかりの新人の方から、管理業務を中心に日々診療に従事しておられるベテランの方まで、それぞれがそれぞれの方法でそれぞれの熱意で仕事を進められていると思うが、果たして検査室全体の連携はうまくいっているのだろうか。
3人集まれば派閥ができる、というような話もあるように、様々な年齢とキャリアの方が集まる組織を円滑に運営していくうえでは、異なる価値観を持つ人々がよりよい診療を進めていくうえでの合意をし、互いに目標に向かって切磋琢磨しながら協力していることが必要であるが、理想となる状況に向かうこと、またそれを維持しながら、さらに向上させていくのは現実的には大変に難しい。
今回は、様々な組織論やマネージメントの方法論を例にとりながら、検査室運営のより良い在り方を模索する。特に技師長や主任など管理業務を行ううえでのリーダーシップ術を中心に、検査室を運営していくスタッフ全員が気持ちよく働けるにはどうしたらいいかをみなさんとともに模索する機会となれば幸いである。
3人集まれば派閥ができる、というような話もあるように、様々な年齢とキャリアの方が集まる組織を円滑に運営していくうえでは、異なる価値観を持つ人々がよりよい診療を進めていくうえでの合意をし、互いに目標に向かって切磋琢磨しながら協力していることが必要であるが、理想となる状況に向かうこと、またそれを維持しながら、さらに向上させていくのは現実的には大変に難しい。
今回は、様々な組織論やマネージメントの方法論を例にとりながら、検査室運営のより良い在り方を模索する。特に技師長や主任など管理業務を行ううえでのリーダーシップ術を中心に、検査室を運営していくスタッフ全員が気持ちよく働けるにはどうしたらいいかをみなさんとともに模索する機会となれば幸いである。
