講演情報
[GP33]当院における糖尿病診療支援チームの活動
*山方 純子1、服部 桜1、鈴木 絵美1、村松 翔太1、大野 明美1、荒井 智子1、松下 弘道2 (1. 慶應義塾大学病院 臨床検査科 2.慶應義塾大学医学部 臨床検査医学)
【はじめに】臨床検査技師による糖尿病診療への参加は2003年であり、今年で22年目になる。近年ではチーム医療や2021年の法改正によるタスクシフト/シェアの推進により臨床検査技師の業務も拡大され、我々の活動内容も変化している。今回、臨床検査科の糖尿病診療支援チームが円滑に進むまでの問題点や対策、他部門との交流について報告する。
【経緯】
2003年 糖尿病診療会議に参加、血糖自己測定(SMBG)指導を予約制で開始(週3日)
2010年 持続血糖値測定器(CGM)の解析を開始
2011年 院内POC機器(簡易血糖測定器)の管理を開始
2013年 糖尿病教室の検査についての講義を担当
2021年 臨床検査科内での糖尿病診療支援チームを設置、SMBG予約日を増加(週6日)
2025年 ISO 15189認定にPOC機器として審査拡大
【糖尿病診療支援チームの現状】現在はメンバー21名(所属部署:外来採血、一般、化学免疫、血液、生理、輸血)で構成されている。業務内容は、外来・入院患者のSMBG指導・機器の管理、CGM装着・取り外し・解析、故障対応、院内POC機器(簡易血糖測定器のみ)134台の管理を行っている。また、医師や看護師など他部門のスタッフと糖尿病先制医療センター運営会議に参加、糖尿病教室の運営、CDEの会で勉強会や世界糖尿病デーに合わせ患者さん向けのリーフレットやポスターの作成を行っている。
【今後の課題】業務への参画は任意制のため、各自の積極性が重要である。個人のレベルに合わせた目標を立てて活動することによりモチベーションを維持する必要がある。
また、多職種との関わりが多いため、院内の他部門とのコミュニケーション能力を上げることも必要である。臨床検査技師として、更なる糖尿病診療に貢献し、今後の他のタスクシフト/シェアへの取り組みの一助としたい。 連絡先 03-3353-1211(内線62513)
【経緯】
2003年 糖尿病診療会議に参加、血糖自己測定(SMBG)指導を予約制で開始(週3日)
2010年 持続血糖値測定器(CGM)の解析を開始
2011年 院内POC機器(簡易血糖測定器)の管理を開始
2013年 糖尿病教室の検査についての講義を担当
2021年 臨床検査科内での糖尿病診療支援チームを設置、SMBG予約日を増加(週6日)
2025年 ISO 15189認定にPOC機器として審査拡大
【糖尿病診療支援チームの現状】現在はメンバー21名(所属部署:外来採血、一般、化学免疫、血液、生理、輸血)で構成されている。業務内容は、外来・入院患者のSMBG指導・機器の管理、CGM装着・取り外し・解析、故障対応、院内POC機器(簡易血糖測定器のみ)134台の管理を行っている。また、医師や看護師など他部門のスタッフと糖尿病先制医療センター運営会議に参加、糖尿病教室の運営、CDEの会で勉強会や世界糖尿病デーに合わせ患者さん向けのリーフレットやポスターの作成を行っている。
【今後の課題】業務への参画は任意制のため、各自の積極性が重要である。個人のレベルに合わせた目標を立てて活動することによりモチベーションを維持する必要がある。
また、多職種との関わりが多いため、院内の他部門とのコミュニケーション能力を上げることも必要である。臨床検査技師として、更なる糖尿病診療に貢献し、今後の他のタスクシフト/シェアへの取り組みの一助としたい。 連絡先 03-3353-1211(内線62513)
