講演情報
[KHK2]採血室の運用と工夫〜 みなさんの施設ではどうしていますか 〜
*谷中洋平1、藤森祐多2、堀智美3、伊藤正範4 (1. 東京医科大学八王子医療センター 2.慶應義塾大学病院 臨床検査技術室 3.自衛隊中央病院 4.新宿健診プラザ 健診部)
採血室は、臨床検査技師が患者と接する重要な場であり、医療の質や安全性、さらには患者満足度に直結する部門である。そのため、採血の正確性はもちろんのこと、待ち時間の短縮や動線の工夫、患者対応、スタッフ教育など、様々な視点からの改善が求められている。
公衆衛生検査研究班では、初級研修会として新人の方やこれから採血業務に携わる方に向け、これまでに採血に関する研修会を企画・実施してきたが、その際、多くの参加者から「他施設ではどうしているのか」「現場での工夫や改善例を知りたい」といった声が多数寄せられ、採血業務への関心と課題意識の高さを強く感じた。こうした背景を受けて、今回のシンポジウム「採血室の運用と工夫 ~皆さんの施設ではどうしていますか~」を企画した。
本シンポジウムでは、規模や診療体制の異なる複数の医療機関より、普段採血業務に携わっている臨床検査技師をシンポジストとしてお招きし、各施設における採血室の運用実態や工夫、課題解決に向けた取り組みをご紹介していただく。
また、後半には総合討論の場を設け、登壇者と聴講者が一体となって、日々の疑問や悩みをもとに意見交換を行う。採血困難者や外国人患者など患者対応についての運用、神経損傷などの患者急変時や針刺し事故発生時の対応、高Ht患者の凝固採血、EDTA凝集のある患者の検体処理について、新人への採血教育、タスクシフトの実施についてなど、他施設のさまざまな工夫や課題を共有する場にしたい。自施設での改善や新たな視点の獲得につながることを期待している。
本シンポジウムが明日からの業務の一助になれば幸いである。
公衆衛生検査研究班では、初級研修会として新人の方やこれから採血業務に携わる方に向け、これまでに採血に関する研修会を企画・実施してきたが、その際、多くの参加者から「他施設ではどうしているのか」「現場での工夫や改善例を知りたい」といった声が多数寄せられ、採血業務への関心と課題意識の高さを強く感じた。こうした背景を受けて、今回のシンポジウム「採血室の運用と工夫 ~皆さんの施設ではどうしていますか~」を企画した。
本シンポジウムでは、規模や診療体制の異なる複数の医療機関より、普段採血業務に携わっている臨床検査技師をシンポジストとしてお招きし、各施設における採血室の運用実態や工夫、課題解決に向けた取り組みをご紹介していただく。
また、後半には総合討論の場を設け、登壇者と聴講者が一体となって、日々の疑問や悩みをもとに意見交換を行う。採血困難者や外国人患者など患者対応についての運用、神経損傷などの患者急変時や針刺し事故発生時の対応、高Ht患者の凝固採血、EDTA凝集のある患者の検体処理について、新人への採血教育、タスクシフトの実施についてなど、他施設のさまざまな工夫や課題を共有する場にしたい。自施設での改善や新たな視点の獲得につながることを期待している。
本シンポジウムが明日からの業務の一助になれば幸いである。
