セッション詳細

プラネタリーヘルスの正義:人間と地球がともに享受する健康への権利

2026年7月19日(日) 12:15 〜 13:45
大会議室(広仁会館大会議室)
座長:鹿嶋 小緒里(広島大学 IDEC国際連携機構)、新福 洋子(広島大学大学院医系科学研究科)
気候変動、環境汚染、生物多様性の喪失など、地球環境はかつてない変動期にある。こうした環境変化は、気象・食料・水・居住環境・生態系などを通じて人間の健康に深刻な影響を及ぼしつつある。そのような中、人間の健康と地球システムの健全性とが不可分の関係にあると捉える「プラネタリーヘルス(Planetary Health)」が提唱され、世界的に浸透しつつある。
しかし、こうした環境変化の影響は、全ての人々に均等に及ぶものではない。干ばつや自然災害の増加は、特に太平洋島しょ国や赤道諸国の人々の日常生活に、より直接的かつ深刻な影響を及ぼしている。また、世界各地で続く紛争や政治的不安定は、地球環境破壊を加速させつつ、医療・公衆衛生システムをも弱体化させ、紛争地域に暮らす人々の生存基盤を脅かしたり、支援が必要な女性や子どもなど健康を危険に晒している。こうした複合的危機のもとで、健康への権利および人権の保障は重大な挑戦に直面している。従来の人権枠組みは主に人を対象としてきたが、プラネタリーヘルスの視点は、人間の健康を支える地球環境そのものの保全を、人権保障の不可欠な前提として位置づけるものである。
そこで、本セッションでは、正義(Justice)の視点からプラネタリーヘルスを捉え、とりわけ女性の健康、平和構築、そして人権の観点を交差させつつ、人間と地球の双方がいかに健全性を獲得していけるのかを学際的に検討する。

[i4CY8toL-01]母体の肥満、社会経済的要因、環境ホルモンと子どもの思春期発達の関連

*片桐 碧海1 (1. 東京科学大学大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 特任助教 (日本))
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[i4CY8toL-02]人権の視点からプラネタリーヘルスの意義を再考する

*南谷 健太1 (1. 森・濱田松本法律事務所 弁護士/横浜市立大学医学部公衆衛生学講座 客員講師 (日本))
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[i4CY8toL-03]紛争後社会におけるビジネスを通じた女性の自立と心の健康

*片柳 真理1 (1. 広島大学大学院人間社会科学研究科国際平和共生プログラム 教授 (日本))
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