講演情報
[2B12]クリアランス測定容器へのランダム収納による放射能換算係数への影響評価 (4)三次元シミュレーションツールの開発
*渡邉 将人1、葛谷 敏男2 (1. 中部電力、2. テクノ中部)
キーワード:
クリアランス、放射能測定、遮蔽計算、線源、密度偏在
浜岡力発電所1、2号機の廃止措置に使用しているクリアランス測定装置における放射能測定を模擬する計算ツールを開発し、基本動作を確認した。
この装置では、合計重量1トン前後の細断された切断片(金属くず)を測定容器に収納して、Co-60の1.33MeVのγ線をGe半導体検出器で測定して放射能に換算している。
計算ツールは①収納模擬、②遮蔽計算で構成している。測定容器内における複数の形状を持つ切断片をランダムに収納させた状態を模擬するため三次元体系の物理エンジンを活用した。
次に、容器内に収納した切断片を1mm~50mmの詳細なボクセルに変換して、三次元体系の遮蔽計算を実施する。ボクセルごとの線源は、ボクセル内に含まれる切断片の表面の表面積に比例させる。
この装置では、合計重量1トン前後の細断された切断片(金属くず)を測定容器に収納して、Co-60の1.33MeVのγ線をGe半導体検出器で測定して放射能に換算している。
計算ツールは①収納模擬、②遮蔽計算で構成している。測定容器内における複数の形状を持つ切断片をランダムに収納させた状態を模擬するため三次元体系の物理エンジンを活用した。
次に、容器内に収納した切断片を1mm~50mmの詳細なボクセルに変換して、三次元体系の遮蔽計算を実施する。ボクセルごとの線源は、ボクセル内に含まれる切断片の表面の表面積に比例させる。