講演情報

[2C13]固有安全性を有するガス冷却高速炉KAMADO-FR2超長寿命炉心(ULLC)の設計とLWR使用済燃料の再利用

*松村 哲夫1、亀山 高範2 (1. PowerM、2. 東海大)

キーワード:

固有安全性、高速炉、金属燃料、超長寿命炉心、使用済燃料、再利用、ガス炉

炭酸ガスを冷却材とし固有安全性を有する高速炉概念KAMADO-FR2に金属燃料(U-Pu-10Zr)を適用することで、Pu富化度8%で取出燃焼度256MWd/kgHM (転換率0.96)の超長寿命炉心(ULLC)を設計した。そのオプションとして、軽水炉使用済燃料をそのまま再利用し、炉心周辺に配置して5か年で29.8 MWd/kgの追加燃焼が可能である。使用済燃料内のU・Pu資源を有効活用できる。