講演情報

[2C16]JRR-3冷中性子源装置における高性能減速材容器の発熱計算

*中村 剛実1、徳永 翔1、川村 奨1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:

JRR-3、冷中性子、減速材容器、発熱量、MCNP

JRR-3冷中性子源装置(CNS)の高性能化として、アルミニウム合金(A6061)製の高性能減速材容器を開発している。現行型の発熱量は設置時900Wで設計しているが、実機によるヘリウムの熱交換量から350W程度であることが分かっている。MCNPで現行型の発熱量を評価し、良い一致が見られた。さらに現在開発している新型減速材容器の発熱量をMCNPで評価した。