講演情報

[2H05]溶融ホウケイ酸ガラス中の板状白金族合金の化学的存在状態解析

*加藤 瑞希1、松浦 治明1、佐藤 勇1、大岩 祐毅1、千葉 紗香1、多田 晴香2、和泉 博貴2 (1. 東京都市大学、2. 株式会社IHI)

キーワード:

不溶解残渣、白金族合金、XAFS、モリブデン、ルテニウム

使用済み燃料の再処理工程にて不溶解残渣廃液中に存在する白金族合金(Mo・Ru・Rh・Pd・Tc)は燃料の仕様・照射条件の変化に伴い組成変化が予測され、柔軟な対応が必要である。そのためホウケイ酸ガラス・廃液成分・板状白金族合金の混合加熱試験により、白金族合金とガラスとの界面を観察し、化学形態・移行挙動について評価した。白金族合金におけるMoの増加により消費酸素量が変化しRu化学形態に変化があることが分かった。