講演情報
[3F07]AI技術を活用した確率論的リスク評価手法の高度化研究(4) フォルトツリー自動作成手法のサポート系への機能拡張
*近藤 佑樹1、二神 敏1、栗坂 健一1、山野 秀将1 (1. 国立研究機関法人日本原子力研究開発機構)
キーワード:
人工知能、AI、確率論的リスク評価、PRA
原子力発電所のPRAの効率的・効果的な社会実装を目指したイノベーションを創出するため、内的事象PRAの実施手順における「システム信頼性解析」において、画像認識等のAI技術を活用し系統図等の設計図書からフォルトツリー(以下、FT)作成に必要な情報を抽出し、FTを自動的に作成する手法の開発に取り組んでいる。開発にあたって、段階的に精緻化と機能拡張を実施しており、FTの精緻さについては、機器レベルから故障モードレベルに段階的に精緻化するとともに、対象とする系統は、フロントライン系からサポート系まで段階的に機能を拡張している。本報では、フォルトツリー自動作成手法のサポート系への機能拡張について報告する。