講演情報

[3F08]AI技術を活用した確率論的リスク評価手法の高度化研究(5) 信頼性データベース構築のための自動故障判定手法の2次分析への適用

*氏田 博士1、森本 達也1、二神  敏2、山野  秀将2、栗坂  健一2 (1. アドバンスソフト(株)、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:

生成人工知能、確率論的リスク評価、信頼性データベース

NUCIA等のPRA信頼性データベースのトラブルの原因分析に、近年の生成AIの画期的な性能向上に鑑みChatGPTの活用を試みている。特徴としては、原因の直並列を含むネットワーク構造を模擬するタスクオントロジーを定義することにより原因のネットワーク構造の図示が可能となった。さらに、日本語の特徴である主語の不在、すなわちアクタ(要員)が不明瞭となる課題に対し、ドメインオントロジーとして組織の経営層から現場作業員までを定義することにより、要員を明記できる見通しを得ている。